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混合在庫の具体的なイメージ。商品ラベルを貼らないとこうなるぞ。

昨日はメーカーのバーコードでFBA納品すると「混合在庫」になってクレームや低評価に繋がるからやめよう!って話だったよな。

→【前回記事】メーカーのバーコードでFBA納品をしている電脳せどり初心者に警告!!

わかりやすいようにサクッと説明したから、「メーカーのバーコードでFBA納品をしない方がいいことはわかった。だけど、混合在庫ってものがいまいまイメージがわかないかなー」、とも思うんだ。

なので今日は、混合在庫になると、どういう状況になるのか?自分の商品がどうなって、自分から売れたらどうなるのか?もう少し詳しく解説することにした。よし、いくぞ!

メーカーのバーコードでFBA納品した商品の在庫管理イメージ。

たとえば、メーカーのバーコードがついている商品をAmazonに出品したとしよう。

ここでの主な登場人物は、店舗せどりAさん、電脳せどりBさん、間違いに気づいていないせどりCさんの3人。

出品者Aは、店舗で仕入れた新品商品を、そのままAmazonに出品。メーカーのバーコードでFBA納品した。

出品者Bは、ネットショップで仕入れた新品商品を、そのままAmazonに出品。メーカーのバーコードでFBA納品した。

出品者Cは、メルカリで新品・未使用・未開封と書かれていた新品商品を仕入れ、そのままAmazonに出品。メーカーのバーコードでFBA納品した。

この場合、出品者Aと出品者Bは、正真正銘の新品商品を出品している。

出品者Cはメルカリで仕入れている時点で中古商品になる。また新品・未使用・未開封と書かれていても、本当かどうかはわからない。なのでAmazonの規約違反になる。

【混合在庫】とは、この3人の出品者が用意した商品が、1つの箱でまとめて在庫管理されるということ。

 

混合在庫になると、自分の購入者に誰がどこで仕入れた商品が届くのか、わからない!!

FBA倉庫に商品が到着したら、受領後、商品の保管場所へと運ばれて、1つの箱(1か所)でまとめて商品管理をされる。

Amazonで商品を注文された場合は、1つの箱(1か所)から商品1つを取り出して、購入者さんに発送されるぞ。

商品には商品ラベルが貼られていないから、どの商品を誰がFBA納品したのかはわからない。

だからAmazon上ではネットショップから仕入れた電脳せどりの出品者Bから購入したことになっているとしても、実際に購入者さんに発送される商品がどれ(誰がFBA納品した商品)になるのかはわからない。

  • Amazonでの注文は、電脳せどり出品者B(ネットショップで仕入れ)
  • 購入者さんに発送された商品は、店舗せどり出品者A(店舗で仕入れ)

という組み合わせになることもある。どちらも正真正銘の新品商品だから、ネットショップで仕入れた商品と店舗で仕入れた商品ならまだいい。

  • Amazonでの注文は、電脳せどり出品者B(ネットショップで仕入れ)
  • 購入者さんに発送された商品は、間違いに気づいていないせどり出品者C(メルカリで仕入れ)

困ったパターンがこちら。出品者としてはきちんとネットショップで新品商品を仕入れているのに、購入者さんにはメルカリで仕入れた商品が届いてしまった場合。

購入者さんがあけてみて、「開封した形跡がある」、「新品で買ったのに使用感がある」といったようなことがあれば、電脳せどり出品者Bにクレームがきて返品されてしまうんだ。

そして電脳せどり出品者Bには「中古を新品として出品していた。星1つ。」というような低評価がくだされたりな。

  • Amazonでの注文は、間違いに気づいていないせどり出品者C(メルカリで仕入れ)
  • 購入者さんに発送された商品は、電脳せどり出品者B(ネットショップで仕入れ)

逆に、こういうパターンもあり。間違いに気づいていない人から購入されて、購入者さんには本当の新品商品が届く。

混合在庫は、いろんな出品者がFBA納品した商品を、1か所にごちゃ混ぜにして在庫管理をするもの。

だから、自分が仕入れた商品が自分の購入者さんに届くとは限らない。また自分の購入者さんに誰が仕入れた商品が届くのかもわからない。ってことだ。

 

自分が仕入れた商品を自分の購入者に届けるために商品ラベルを貼り付けよう!

メーカーのバーコードでFBA納品するから、納品時はすごく楽だ。だけど納品後は誰が納品した商品なのかがわからなくなるから、かなりリスクの高いことなんだぞ。

だから混合在庫はやめよう。自分のため、自分の購入者さんのためにも、商品ラベルを貼り付けよう。

商品ラベルには、「この商品は、誰がFBA倉庫に納品したのか?」、商品と出品者が記録されている。

だからAmazon上で、自分から購入されたら、購入者さんには自分の仕入れた商品が届くんだ。

商品ラベルのラベルシールやプリンターインク代をケチる人もいるけど、クレームや返品、低評価に比べれば、そのくらいの出費なんて安いもんじゃないか。

商品ラベル貼り付け作業が面倒なら、家族に手伝ってもらったり、業者に頼むなりして、外注化すればいい。

だから、混合在庫(メーカーのバーコードでFBA納品)はやめて、商品ラベルを貼ろう!

 

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