前回は、「電脳せどりで使うプリンターにはどんな機能が必要なのか?」って話だったな。
→【参考】電脳せどりで使うプリンターの選び方。FBA商品ラベルや納品書を印刷する!はこちら
で、電脳せどり用プリンターで使う色は黒1色のみ、A4サイズに対応していること。あとはインクジェット・レーザープリンターでも、前面給紙・背面給紙でも、有線・無線でも、なんでもいい。
なので、モノクロプリンターから探してみよう!ってことだった。
ということで、今回はキャノン、エプソン、ブラザーの3社で、電脳せどりのためのモノクロプリンター探して、合計16種類→最終的には5種類まで厳選したぜ。よし、いくぞ!
目次
キャノン、エプソン、ブラザーで、A4対応モノクロプリンター一覧表。
キャノン | エプソン | エプソン | エプソン | エプソン | ブラザー | ブラザー | |
GM2030 | PX-K150 | PX-S160T(PX-S160T1) | PX-S170T | PX-S270T | HL-L2375DW | HL-L2330D | |
種類 | インクジェット | インクジェット | インクジェット | インクジェット | インクジェット | レーザー | レーザー |
前面給紙 | 〇 | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
背面給紙 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
有線 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
無線、Wi-Fi | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Windows | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Mac | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
印刷スピード | 約13.0ipm(4.6秒) | 約15ipm(4秒) | 約15ipm(4秒) | 約15ipm(4秒) | 約20.0ipm(3秒) | 約34枚/分(1.7秒) | 約30枚/分(2秒) |
印刷コスト | 約0.4円 | 約2.8円 | 約0.4円 | 約2.8円 | 約2.8円 | 約3.3円 | 約3.3円 |
公式製品ページ | →GM2030のページはこちら | →PX-K150のページはこちら | →PX-S160Tのページはこちら | →PX-S170Tのページはこちら | →PX-S270Tのページはこちら | →HL-L2375DWのページはこちら | →HL-L2330Dのページはこちら |
ASIN | B07S9X8PMT | B008ZUOWEM | B01AL76AVY | B07GZDDFGT | B07QNVCZTM | B07D33WZ2Z | B07D2XN2S4 |
JAN | 4549292123036 | 4988617146556 | 4988617242524 | 4988617329997 | 4988617336414 | 4977766782333 | 4977766782326 |
Amazonのページ | →GM2030のAmazonでチェック | →PX-K150のAmazonでチェック | →PX-S160TのAmazonでチェック | →PX-S170TのAmazonでチェック | →PX-S270TのAmazonでチェック | →HL-L2375DWのAmazonでチェック | →HL-L2330DのAmazonでチェック |
「モノクロ」、「A4サイズ」、「コピー・スキャナーなし」、表にまとめた7種類のプリンターで、この3点についてはすべて共通のため省略してある。
最新モノクロプリンターを調べたところ、このほかにも9種類のプリンターが候補にあがった。(2022年1月現在、おれ調べ)
キャノンで、「GM4030」
エプソンで、「PX-M160T」「PX-M270T」「PX-M270FT」
ブラザーで、「MFC-L2750DW」「MFC-L2730DN」「DCP-L2550DW」「FAX-L2710DN」「FAX-2840」
だけどプリンター本体のサイズが大きかったり、ファックスや電話といった必要以上の機能がついていたから、今回は電脳せどり初心者が使うプリンターから除外したぞ。
Windowsパソコンの電脳せどり初心者は迷ったらコレ!Canonの「GM2030」
出典元:Amazon
電脳せどり用のA4サイズ対応モノクロプリンター、Canonでは「GM2030」が一番☆
有線・無線があるから無線(Wi-Fi)でやってみてできなくても有線で接続すればオッケー。前面給紙・背面給紙を使えれば、コピー用紙とラベルシールを入れ替える必要もないし、紙詰まりの心配もない。
印刷スピードは約13.0ipmで、1枚あたり4.6秒。他のプリンターに比べれば、ちょっと遅めではあるけどまぁいいでしょう!
そして印刷コストは1枚約0.4円。たったの0.4円。2枚印刷したって1円もかからないんだぜ。
このGM2030とGM4030を比べてみたら、コピー機能やスキャナー機能の違いだけだったんだ。電脳せどりもコピーやスキャンをすることもあるけど、最初は少ない。なのでとりあえず、いらない。
「どれを買ったらいいのかわからない」なら、キャノンのプリンター「GM2030」がおすすめだぞ。
ただひとつ、CanonプリンターはMac非対応だ。マックPCだったら、エプソンかブラザーにしよう。
1枚1.7秒でサクサク♪高速プリントはブラザーの「HL-L2375DW」
出典元:Amazon
プリンターといえば、キャノンかエプソン!と思って生きてきたけど、調べてみるとブラザーもなかなかよかった。
有線・無線がついていて、前面給紙・背面給紙も欲しい機能が全部揃っている。
しかもブラザーはレーザープリンターということもあって、おれは正直ちょっと避けてきたところがある。でもブラザーの動画をみたら、印刷スピードが超高速サクサクでびっくり!
印刷スピードをみると、
- HL-L2375DWで、約34枚/分(1枚あたり1.7秒)
- HL-L2330Dで、約30枚/分(1枚あたり2秒)
って、2秒!!HL-L2375DWなんて2秒もかかってないし。さすがレーザープリンターだよな。
ただブラザーのプリンターで気になるのは、印刷コスト1枚約3.3円。ちょっと高め。なのでプリンター本体の価格は安めで、1万円前後。初期費用は低いけど、使い続ける出費が多くなるな。
(参考:HL-L2375DW→12,627円、HL-L2330D→8,974円。2022年1月9日現在)
ブラザーのモノクロプリンターは7種類あって、そのうち5つ(「MFC-L2750DW」「MFC-L2730DN」「DCP-L2550DW」「FAX-L2710DN」「FAX-2840」)は本体サイズが大きかったり、ファックスや電話がついているもの。
大きさや機能が手頃で、電脳せどり初心者向けのモノクロプリンターとしては、「HL-L2375DW」と「HL-L2330D」の2種類。機能の違いに大きな差はなくて、比べてみると印刷スピードくらい。
1枚あたりの印刷が約1.7秒でちょっと早いから、どちらか選ぶならHL-L2375DWがおすすめ。
HL-L2375DWが品切れならHL-L2330Dもよし。1枚あたり約2秒で印刷できるし十分だ。
ただ、AmazonではHL-L2375DWもHL-L2330Dも一時的に在庫切れになっているから、注文してもすぐにプリンターが届くわけではないぞ。
→ブラザーのモノクロプリンター「HL-L2330D」はこちら
モノクロプリンター最安値はエプソンの「PX-K150」なんと6,970円!
出典元:Amazon
インクジェットで本体価格を安くしたいなら、エプソンのモノクロプリンター「PX-K150」だ。
有線・無線はどちらも対応しているから、接続の心配はないな。
前面給紙はなくて、背面給紙タイプのプリンター。まぁ背面給紙があれば、ラベルシールがプリンター内で剥がれることもないし、まぁまぁいいでしょう。紙の入れ替えはちょっと面倒だけども…
印刷スピードも約15ipm(1枚あたり4秒)で平均的な数値だよな。
印刷コストは1枚約2.8円で高めではあるものの、本体価格は6,970円という激安価格だ。
FBA商品ラベルや配送ラベル、納品書の印刷は十分できるし、電脳せどり用には手頃なプリンターだぞ。
機能フル装備!「PX-S270T」はエプソンのモノクロプリンター最高峰☆
出典元:Amazon
エプソンのモノクロプリンターでは「PX-S270T」がNo.1☆
有線・無線はどちらにも対応しているし、前面給紙と背面給紙の2か所あるから紙の入れ替えや紙詰まりの手間が減る。
しかも印刷スピードは約20.0ipm(1枚あたり3秒)で、過去最速だ。いままではエプソンでも早くて4秒だったからな。
印刷コストの面でみても1枚約0.5円。高すぎず、まぁまぁ安い。本体価格は29,800円だけど最新機種だから、そんなもんだ。
予算があるなら最初にPX-S270Tを購入して、3~4年くらい使い倒したいところだぜ。
予算低めで背面給紙タイプのプリンターはエプソン「PX-S160T1」
出典元:Amazon
約3万円も予算がないのなら、エプソンの「PX-S160T(PX-S160T1)」が低価格帯で購入しやすいぞ。早い話、PX-S270Tの型落ちだな。
PX-S160Tは、有線・無線は両方ついていて、背面給紙タイプのプリンターだ。前面給紙はないけれども、背面給紙があればラベルシールは印刷できるから良しとする。
印刷スピードは約15ipm(1枚あたり4秒)で、印刷コストも約0.4円と、両方エプソンの平均値だ。
実はPX-S160Tはちょっとだけ進化したPX-S160T1がある。エプソンの製品ページはPX-S160Tしかないけど、AmazonではPX-S160Tは既に【旧モデル】と書かれているからな。
で、PX-S160TとPX-S160T1は基本的機能に違いはない。あるとすれば、重さ。(←Amazonの商品ページを見比べて違いを探したw)
- PX-S160T→5.07kg
- PX-S160T1→3.92kg
ということで、PX-S160Tを買うなら、PX-S160T1の方が1キロ以上も軽いぞ!!
まぁでもプリンターなんて1回置いてしまえば、あまり移動することもないし、品切れや入荷待ちならPX-S160Tでもあまり変わりないさ。
→エプソンのモノクロプリンターで「PX-S160T」はこちら
本当は、PX-S270TとPX-S160Tの間にPX-S170Tがあるんだけど、PX-S170Tは背面給紙なしの前面給紙タイプなんだよな。
だったらPX-S160Tの方が背面給紙タイプだから電脳せどり向きだぞ!
電脳せどりのためのプリンター条件、黒色印刷とA4サイズ対応をクリア♪
よし、今回はA4サイズ対応モノクロプリンターをまとめてきたぞ。
キャノン2種類、エプソン7種類、ブラザー7種類、合計16種類から、最終的には5種類にまで厳選した!特に最後7種類→5種類にするときは、どのプリンターも優れもので選ぶのに苦労したぜ。
安いものにはそれなりの理由がある。だけどそれは、前面給紙か背面給紙、どっちかしかできなかったり、印刷スピードが速い・遅い、印刷コストが高い・安い、といったこと。
このページでご紹介したモノクロプリンターは、「黒色印刷できること」と「A4サイズに対応していること」。
電脳せどりで使うプリンターの条件を十分に満たしているぞ。
なので、どのプリンターを買っても大丈夫。FBA商品ラベルや配送ラベル、納品書を印刷できるから。
しかもコピー・スキャナー機能がついていない、パソコン初心者にやさしいプリンターが勢揃いだ。
結局のところ、プリンターも消耗品だから、2~3年や3~4年に1回くらいのペースで買い替え時期がくる。
だからまずはプリンター1台買って、商品をたくさんFBA倉庫に送って送って送りまくる!プリンターが動かなくなるまで使い倒すくらい販売しよう。
その間にコピーやスキャナー、カラー印刷など他の機能が欲しくなったら、買い替えのときにグレードアップさせればOKさ!
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