Amazonの出品アカウントを作るとき、「大口出品者にするか」、「小口出品者にするか」。電脳せどり初心者にとって一番の悩みどころは、月間登録料と基本成約料の基本料金だよな。
大口出品者の月間登録料1か月4,900円は、小口出品者の基本成約料1個100円が49個分。ということは、大口出品者にすれば、1か月49個以上売らなきゃいけないことになる。
「電脳せどりをはじめたばかりで1か月49個売れるかなぁ･･･」
って電脳せどり初心者は不安な気持ちでいっぱいだよな。うん、おれも電脳せどりをはじめたばかりの頃は、すごく不安だった…。
「だったら小口出品者にした方が49個も売れなかったときに基本料金を安くできる！」とも思った。でもそれは電脳せどり初心者の落とし穴だったんだ。
最初から大口出品者にして、「月間登録料の4,900円かけてるんだから、頑張って49個売ろう！」っていう気持ちで仕入れや出品をした方が早く成長できるぞ。
この記事では、Amazonの出品アカウントを大口出品者（月間登録料4,900円）と小口出品者（基本成約料1個100円）で迷っている電脳せどり初心者さんへ。小口出品者でAmazon出品アカウントを作ると、電脳せどりの成長が遅くなって時間を損する理由を解説する。よし、いくぞ！
目次
大口出品者と小口出品者の基本料金比較表。月額固定か、1個単位か。
| 大口出品者 | 小口出品者 | |
| 月間登録料 | 1か月4,900円 | 0円 |
| 基本成約料 | 0円 | 1個100円 |
Amazonの出品アカウントを大口出品者か小口出品者か選ぶとき、決め手になるのが「月間登録料」と「基本成約料」だよな。
（販売手数料やカテゴリー別成約料は、大口・小口共通だから、今回は省略するぞ。）
そこで、月間登録料と基本成約料をかんたんにまとめてみたものが上にある表だ。
大口出品者は、月間登録料が1か月4,900円。その代わり、基本成約料は0円。
大口出品者の場合、1か月4,900円は、商品を何個販売しても変わらない。言い換えれば、1か月1個しか売れなくても4,900円、1か月100個売れても4,900円。何個売っても毎月4,900円支払うことになる。
小口出品者は、月間登録料が0円。その代わり、基本成約料は1個100円。
小口出品者の場合、1か月の月額料金はなく、商品が売れたら1個100円の基本成約料を支払う。まぁ売れるまではタダってことだ。なので、商品が売れなければ基本成約料を支払わなくてもいい。
大口出品者と小口出品者のポイントは1か月の販売個数「49個」。
| 1か月の販売個数 | 大口出品者 | 小口出品者 |
|---|---|---|
| 40個 | 4,900円（1個122円） | 4,000円（1個100円） |
| 48個 | 4,900円（1個102円） | 4,800円（1個100円） |
| 49個 | 4,900円（1個100円） | 4,900円（1個100円） |
| 50個 | 4,900円（1個98円） | 5,000円（1個100円） |
| 100個 | 4,900円（1個49円） | 10,000円（1個100円） |
| 1,000個 | 4,900円（1個4.9円） | 100,000円（1個100円） |
月間登録料の大口出品者にするか、基本成約料の小口出品者にするかポイントは、1か月の販売個数。
上の表は、1か月の販売個数別に大口出品者と小口出品者の基本料金（月間登録料と基本成約料）を計算してみた結果だ。
小口出品者の基本成約料は1個100円。だから1か月49個販売すれば、大口出品者の4,900円と同額になるんだ。
1か月の販売個数が50個以上になると、小口出品者は上限なく商品1個につき100円を支払い続けてることになる。
だけど大口出品者になると、4,900円より高くならないから1個あたりの単価が安くなっていくんだな。
1か月1,000個にもなると、大口出品者なら4,900円でOK。1個あたり4.9円だ。でも小口出品者だったら、1個100円のまま1,000個販売だから、基本成約料だけで1か月100,000円にもなるからな。やべぇよ。
なので、1か月48個以下は小口出品者の方が安くて、1か月50個以上は大口出品者の方が安い。ということだ。
「じゃあ小口出品者でいいじゃん！」が電脳せどり初心者の落とし穴。
「じゃあ電脳せどりを始めたばかりで1か月何個売れるかわからないし･･･小口出品者にして商品が売れたら売れた分だけ支払う方がいいんじゃない･･･？」
「最初は小口出品者にして、1か月50個売れるようになったら大口出品者にすればよくない！？49個も売れないのに4,900円も支払ってたら1個あたり100円以上じゃん。」
と思うのが、普通の電脳せどり初心者さんの考え。きみもそう思ったんじゃないか？
でもなぁ、それは電脳せどり初心者によくある落とし穴なんだ。（ここだけの話、実はおれもそう思ってたんだけどな。）
小口出品者で1個100円の基本成約料を支払っている限り、1か月49個以下の販売なら、何も痛手がない。
だから「売れなきゃ売れなくてもいいやぁ」っていう吞気な気持ちがどこかにある。
大口出品者だと、「もう4,900円は始まっている！頑張って49個売らなきゃ！！」っていう気持ちがある。間違っても「売れなきゃ売れなくてもいい」とは思えない。
だから頑張って売れる商品を探して、たくさん仕入れて、たくさん出品して、たくさん販売するんだ。
いろんな種類の商品を、いっぱい仕入れるから、失敗もする。でも失敗するから、それだけ成長も早くなるんだぞ。
小口出品者でやると、「目標49個！」とか言いながらも、「50個以上になったら100円ずつ損していく。大口出品者にしなきゃいけなくなる。」っていう気持ちがでてきて、仕入れる手にブレーキがかかるようになる。
そんな必要のないブレーキをかけてスピードを落とすくらいなら、最初から大口出品者にして1か月50個でも60個でも販売しようぜ！
Amazonの出品アカウントをこれから作るなら、まず必要なものをチェックしてみよう。
いいか。だから･･･
「Amazonの出品アカウントは、電脳せどり初心者も大口出品者にして頑張って49個売ろう！」
ただ「がんばれ！」なんて言わないから安心してくれ。電脳せどり初心者さんのための電脳せどり情報は、おれたちがこのブログを通してバックアップするから一緒に頑張ろうぜ。
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