電脳せどりには、Amazonで商品販売をして稼いでいくために【注文不良率】を気にかけていく必要があるんだ。
注文不良率は・・・「お客様満足度」の逆で、購入者さんが良い買い物だと思えなかった「お客様不満度」だな。
Amazonは購入者さんに気持ちよく買い物をしてもらうために、出品者(おれたち、せどらー)にはこの注文不良率を目標1%未満にするように言っている。
注文不良率は、Amazonセラーセントラルで確認することができるんだ。
なので、今日は注文不良率がわかる画面や詳しい内訳、仕組みなどを解説していく。
注文不良率は、電脳せどり初心者でも厳しく、最悪の場合はアカウント停止になることもある。また、Amazonのショッピングカート獲得にも影響することだ。
なので、電脳せどり初心者のうちから、よーーーーーく気を付けておこうな。よし、いくぞ!
目次
注文不良率は「アカウント健全性ダッシュボード」でチェック!
出典元:Amazonセラーセントラル
注文不良率は、Amazonセラーセントラルの「アカウント健全性ダッシュボード」で見れるぞ。きみの画面も一緒にチェックしてみよう!
カスタマーサービスのパフォーマンス、規約の遵守、出荷パフォーマンスと大きくわけて3つあるうちの一番左側だ。
注文不良率は、指定された60日間で、注文の合計に対して、どれだけ注文不良数があったのか?を割合(%)で出したもの。
注文不良率には、以下の3つが対象になる。
- ショップとして低い評価をつけられた割合「低評価率」
- 購入者さんと出品者さんで問題解決できずAmazonに仲裁に入ってもらった「Amazonマーケットプレイス保証申請率」
- 購入者さんがクレジットカード会社に返金をしてもらう「クレジットカードのチャージバック率」
これからひとつずつ説明していくから、落ち着いて、ゆっくり読み進めてみよう。
「低評価率」は、ショップとしての評価が星1つか星2つの割合。
まずAmazonの注文不良率、1つめは「低評価率」だ。
Amazonの評価は、星1つ~星5つまで。星の数が少ない方が評価が低くて、星の数が多い方が評価が高い。
低評価率に含まれるのは、星1つと星2つ。星3つは、普通。として低評価率の対象外になるぞ。
- 商品の発送が遅い。
- コンディション説明と商品の実際のコンディションが違う。
- 購入した商品と違うモノが届いた。
- 商品の梱包、ダンボールの梱包が雑すぎる。
- 商品が届かない。
- 問い合わせの対応が悪い、返信が遅い。
など、あらゆることを【ショップ】として、星1つから星2つで評価された場合が何回(何%)あったのかだ。
Amazonマーケットプレイス保証申請率は、Amazonに仲裁を頼まれた割合。
つぎ、Amazonの注文不良率、2つめは「Amazonマーケットプレイス保証申請率」だな。
Amazonでは、まず購入者さんと出品者さんが直接やり取りをして問題解決にする。だけど、当人同士が話し合い、解決できないときは、Amazonに仲裁に入ってもらうんだ。
どのショップで、どの商品を買ったとしても、【Amazon】で買ったことを購入者さんに保証するサービス。これを「Amazonマーケットプレイス保証」っていう。
で、購入者さんが出品者さんの説明に納得できず、「Amazonマーケットプレイス保証」を申請されて、Amazonに購入者さんの言い分が認められた回数は何回(何%)か。
逆に、出品者の言い分が認められたときは、この申請率には反映されない。
Amazonマーケットプレイス保証に申請されるところまでは、まだ結果はわからない。ってことだ。(でも申請されて購入者さんが承認されたら、出品者のダメージは大きいから、なるべく避けたいところ。)
FBA発送で出品しているなら、お問い合わせ対応もAmazonが無難で平和な解決をしてくれるぞ。なので、FBAは、Amazonマーケットプレイス保証申請率の心配は低い。(無難で平和な解決方法については、また後日!)
クレジットカードのチャージバック率は、クレカ会社に返金請求された割合。
最後に、Amazonの注文不良率、3つめは「クレジットカードのチャージバック率」だな。
Amazonで購入した商品の返金で、購入者さんがクレジットカード会社に返金をしてもらうことが、チャージバック。
- 商品を返品したのに返金になっていない。
- 届いた商品が不良品だったから、返金してほしい。
といったことを、購入者さんからクレジットカード会社に連絡して返金してもらったのは何回(何%)か。
カート盗難や身に覚えのない請求など、クレジットカードの不正利用については、返金されてもチャージバック率にならないから安心してくれ。
Amazonマーケットプレイス保証申請率とクレジットカードのチャージバック率の違い。
「Amazonマーケットプレイス保証申請率」と「クレジットカードのチャージバック率」は、似ているけど、ちょっと違うんだ。
一番大きな違いは、最終的な決定権が「Amazon」にあるのか、「クレジットカード会社」にあるのか。
たとえば、「届いた商品が破損していた。返品するから、返金してください。」と、購入者さんから連絡がきたとする。
購入者さん→出品者(せどらー)宛てで、即返金。これはAmazonマーケットプレイス保証申請率にも、クレジットカードのチャージバック率にもならない。
購入者さん→出品者(せどらー)宛てで、返金拒否。Amazonマーケットプレイス保証申請され、Amazonが購入者さんを承認。これはAmazonに決定権があるから「Amazonマーケットプレイス保証申請率」が上がる。
購入者さん→クレジットカード会社宛て。すると確認のため、クレジットカード会社→Amazonへ、Amazon→出品者(せどらー)へ、とお問い合わせ内容が回ってくる。そしてクレジットカードに回答をしたら、購入者さんとAmazon(出品者)の内容を合わせて返金するかどうか決める。
最後はクレジットカード会社が返金を決める。Amazonは回答するだけで決定権はない。クレジットカード会社に決定権があるから「クレジットカードのチャージバック率」が上がる。
同じ内容であっても、「購入者さんが誰に連絡するのか?」で、注文不良率になるか、ならないか。Amazonマーケットプレイス保証申請率か、クレジットカードのチャージバック率になるのかが変わるんだ。
注文不良率を上げないために電脳せどり初心者だから「FBA」を活用する!
ということで、【注文不良率】はどれも気が重いよな。
なので・・・おれは電脳せどり初心者にこそ、「FBA」をおすすめする!
FBAを使えば、すぐに発送手続きしてくれるから、最短で商品が購入者さんに届く。梱包が雑なこともないし、発送通知だって送ってもらえる。
そして最終的には、お問い合わせ対応まで全部お任せ!(ほぼほぼ、返品・返金対応。もちろん手数料は出品者負担。泣)Amazonマーケットプレイス保証に申請される前に、円満解決だ✿
でも。。。低評価率、Amazonマーケットプレイス保証申請率、クレジットカードのチャージバック率を考えると、注文不良率の可能性が格段に減るぞ。
なので、電脳せどり初心者は、初心者なんだから、発送や梱包、お問い合わせまで頑張らなくてもいい!FBAを使おう。
FBA倉庫に送ったらあとはAmazonがやってくれるから、利益商品のリサーチを頑張ろうぜ!
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